病院おわりに役所に寄って、ヘルプマークをもらってきました。
自己導尿のために多目的トイレを使用して、出る時に人に鉢合わせると「え?」という顔をされるので…。見た目は「ふつう」だから、ヘルプマークをつけることで「必要な人なのかも」と察して欲しいなと思って。そういう事を書いているブログも読みました。
「ヘルプマークとヘルプカードは、障害者手帳の有無に関わらず、利用していただくことができます。」(※市のサイトより抜粋)
もし、多目的トイレの使用理由を直接私に尋ねられれば「カテーテルを挿入して排尿するため、多目的トイレが必要なんです~」と答えるつもりではいるけど…。
一方的に怒鳴られたとか、陰で言われたとか、睨まれたとか、残念ながらそういう体験しか聞こえてこない。
ちなみに…
導尿しはじめのころ、商業施設の普通の個室トイレで導尿して、個室外の手洗い場でカテーテルを洗った(水を通した)時は、となりで手を洗ってる人にジロジロ見られました。
まあ、そうよね。タオルを絞ってるとか、コンタクトのケースをゆすいでるならともかく、カテーテルは目立つ。何やってんだ?と気になるよね。もし導尿だと分かった時には衛生的にも気になるだろうね。
あと、ヘルプマークをつけておいた方がいいかなと思った理由のひとつに、なんらかの理由で道で倒れて気を失った時や、災害時(がれきの下から救助された時とか)などに、「あ、こいつは導尿が必要だぞ!」と気づいてもらえてスムーズに看護師さんにたどり着ければいいなと…。念のためにね。「パーフェクトワールド」という漫画の震災時の話を読んでそう思いました。
ヘルプマークは役所の障害者支援課でもらえました。Googleで「自分の住んでいる市町村」+「ヘルプマーク」で検索すれば情報が何かでてくるかと。
職員さんに「ヘルプマークを頂きにきました」と伝えると、まずは「はいこれね。シールが付属してるけど、そこに詳細を書いて貼るも貼らないも使用者の自由よ」と説明されました。
あとは「使用者の年代」と「事由」を聞かれて(性別もだっけな?)、一覧表に記入されてた。名前などの個人情報は聞かれない。
事由については
職員さん「使用のご本人さんね。手足の障害ですか?」
私「あ、ちがいます」
職員さん「なんでしょう?」
私「膀胱なんですけど…」
職員さん「えーっと…」
私「排尿障害です」
職員さん「あ、じゃあ内部障害ですね」
というやりとりして丸をつけてました。最初から私が「内部障害」という名称がわかってればスムーズだったな。
導尿グッズを100均のランチバッグに入れて持ち歩いてるけど、ヘルプマークをそちらにつけるか、財布などが入ったショルダーバッグにつけるか…。とりあえずは、ショルダーバッグにヘルプマークをつけて様子をみようと思います。
今思ったけど、導尿グッズのバッグにも迷子札(?)は付けておいたほうがいいよね。予備のカテーテルを持ってないから、紛失が一番怖い。
一回、ホームセンターの多目的トイレに置き忘れちゃって、その後にたまたま夫と娘が多目的トイレに入って、「見覚えのあるバッグだな」と持ってきて渡してくれました。私は渡されるまで、置き忘れたことに気付いてなかった。こっわーー!もちろん夫は、もし私の物でなかったら店員さんに渡すつもりだったそう。
話しずれたけど、さらにちなみに…
カフェでヘルプマークを早速かばんにつけて、その直後に免許書更新のために警察署に行きました。写真撮影のあとに手荷物を持つとき(周りに人がいない状況)、署員さんに「こちらのマークですけど、どういった事で?」と尋ねられました。
「あ、排尿障害なんです」「そうですか、もしお手伝いできることがあれば仰ってくださいね」と会話しました。写真撮影後に視聴する講習ビデオの部屋が階段の上にある所だったから尋ねてくれたのかも?
もしその時、私に尿意があったら「多目的トイレはありますか?」と流れで聞き易かったかも。(古い警察署だから無さそうなんだよね。普通のトイレも和式ありの激せま)
いずれにしても、気にしてくださってありがたやです。